元はっぴいえんどの鈴木茂と、小坂忠。フォージョーハーフの林立夫、松任谷正隆が、細野のソロ・アルバム『HOSONO HOUSE』をきっかけにキャラメル・ママを結成。その演奏レベルの高さでプロのバック・ミュージシャンとして評価されます。
73年の松任谷由実のデビューアルバム『ひこうき雲』(当時は荒井由実)など3枚のアルバムでの演奏は、センスの良さとレベルの高さで日本の音楽会の衝撃を与えます。
ご存じのように、この時の出会いで松任谷正隆と荒井由実が結婚し後に松任谷由実となります。
その後アグネス・チャンや南沙織などのバックをしながら、メンバーを加えキャラメル・ママをTIN PAN ALLEY(ティン・パン・アレー)という名前にしました。
この当時ティン・パン・アレーはアレンジャーや作曲などの依頼も多く、バンドというよりはプロの音楽クリエイティブチームでした。
メルヘン・ポップはティンパンアレイ通算3作目ながら、細野はY.M.O.で「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」をリリースした年で多忙のため、参加していない。
童謡をAOR風やロック風に編曲した、挑戦的なアルバム。
VV-5009
※ジャケ、若干の端スレあるが美品、日本語歌詞カード、盤面若干のチリノイズあるが良好