1983年2月21日発売、深町純の最も手に入らない希少盤。 ムーグシンセサイザーやアコースティックピアノの音を多重録音して作るという手法そのものは前作「Quark」とも通じるが、前作がシンセの技巧や実験に走った感があるのに比べて、このアルバムではシンセサイザーは全体の効果音程度に後退し、その上をピアノの音色が自由自在に深町自身がインスパイアされるがままに転がっていて、実に気持ちいいサウンドになっている。全体のバランスも非常にこなれてしっくり落ち着いていて、メロディラインも美しい。ジャケットデザインも評価が高い。 01 (A-1). Seion (5:27) 02 (A-2). Sarra (9:58) 03 (A-3). Shin-Ai (5:26) 04 (B-1). Meilow (7:05) 05 (B-2). Kou-Ki (6:55) 06 (B-3). Hirui (5:30)